Salon La Campanella

イベントスケジュール

弦楽四重奏への道
フランス古典派の多彩な四重奏の世界
クワチュオールピノー QuatuorPineau

  

2023/ 8/27(日)
開演13:30  開場13:00
チケット3500円/当日 4000円
18歳以下2000円
〈ヴァイオリン〉 大橋麗実 / 日暮 霞
〈ヴィオラ〉 和田久美子
〈チェロ〉 中嶋寄恵

【Programme】
A-E-M.グレトリ/ル・ベル編曲オペラ・コミック『シルヴァン』序曲
F.マルタン2つのヴァイオリン、ヴィオラとバスのためのサンフォニ作品4第2番ト短調
P.ヴァション 2つのヴァイオリン、ヴィオラとバスのための協奏四重奏曲作品11第1番イ長調
I.フレンツル 2つのヴァイオリンまたはフルート、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための四重奏曲作品6第3番ハ長調
H .ジャダン 2つのヴァイオリンヴィオラとバスのための四重奏曲

ハイドンやモーツァルト、ベートーヴェンなど、主にウィーン古典派の作曲家によって洗練されていった弦楽四重奏。
今回のプログラムでは、ハイドンやモーツァルトが活躍していた同時代に、フランスで演奏された様々な四重奏を取り上げます。
通奏低音パートがある、 サンフォニというタイトルのついた四重奏、4つの楽器が代わるがわる独奏風に扱われる協奏四重奏、当時人気を博した劇場音楽の四重奏編曲版、フルートまたはヴァイオリンの楽器選択が可能な四重奏などそれぞれ特徴がある作品ばかりです。
この時代ならではのフランスの多彩な四重奏の世界をお楽しみください。

【日暮霞 ヴァイオリン】
奈良県出身。 京都市立芸術大学弦楽専攻を卒業後、渡欧スヴィッツェラ・イタリアーナ音楽院にて修士演奏課程を修了。 ストラスブール地方音楽院のバロックヴァイオリン修士課程を修了。
現在パリを拠点に幅広く活動中。
これまでにヴァイオリンを北浦洋子、辻久子、五十嵐由紀子、 大谷玲子、中島慎子、森悠子、 安紀ソリエール、ジャン=ピエール・ヴァレーズ、 アレッサンドロ・モッチアの各氏に師事。 バロックヴァイオリンをステファニー・フィステル、 ステファニー・ポレの各氏に師事

  【和田 久美子 ヴィオラ】
京都市立芸術大学卒業後、渡仏。パリ・エコールノルマル、ブールラレーヌ音楽院を経て、ポワティエの音楽高等教育機関にて音楽教員国家資格、 並びに古楽科演奏家資格を取得。 ポワティエ大学にて古典からロマン派の音楽研究 歴史的奏法の実践等に取り組み、 修士課程修了。
現在ベラック音楽学校、 ロワイヤン音楽院にて講師として勤める。
これまでにヴァイオリンを野中祐子、村田宜子、沼田園子、J・ムイエール、A・ペルシオ、N・ミリベル、F=M・ドゥリユ、ヴィオラを山本由美子、 E ・ アラティク、 また古楽奏法をM・ルキエ、S・ジェント各氏に師事。

【中嶋 寄恵 チェロ】
鳥取県出身。大阪教育大学教養学科芸術音楽コース卒業。
相愛大学音楽学部音楽専攻科修了。同大学卒業演奏会出演。在学中より鈴木秀美氏に影響を受け、バロックチェロで東京藝術大学古楽科別科を修了。これまで、 喜久里誼、 山本彩子、大木愛一 斎藤建寛、鈴木秀美の各氏に師事。
シンフォニア・コレギウム・大阪に所属。 鳥取、 関西を中心にソロ、オーケストラ、 室内楽等で活動。 鳥取県青少年のための弦楽入門講座講師。
絵本と音楽の読み聞かせや、 古楽器での演奏会 等の企画にも力を入れている

【大橋 麗実  ヴァイオリン】
同志社女子大学を卒業後渡仏。 ポワティエ大学音楽学学科修士課程修了。同大学院と提携した、la Cité Musicale de l'Abbaye-aux-Dames de Saintesにて、古典派からロマン派の音楽の演奏習慣をヒストリカル楽器を使用して専門的に学ぶ。
バロック・ヴァイオリンをサン・モール・デ・フォッセ地方音楽院にて学び最優秀の成績で修了。ヴェルサイユ地方音楽院でも研鑽を積む。2019年秋に帰国し、現在は関西を中心に演奏活動と後進の指導を行う。 音楽事務所 Maison musicale 共同代表。

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