Salon La Campanella

イベントスケジュール

Bachへの道シリーズ3(全7回)
『人生の道しるべとしてのバッハ』~平均律 第1巻 No.1 - No.12
講師:元大阪芸術大学演奏学科教授 南 祐子

バッハ講座シリーズは、第1回インヴェンションと第2回シンフォニアのシリーズを修了し、バッハの基礎的な学びとバッハの深淵な扉を開けました。反面、人間バッハの魅力も見え隠れして、さらに興味が膨らんできた頃でしょうか?
いよいよシリーズは、バッハのクラヴィーア作品の中心ともいうべき「平均律」に入ります。バッハは、この「平均律」の中で調性に色合いを与えました。 それは、後の作曲家たちにどんな影響をあたえたのでしょうか?
バッハ以後の作曲家の作品とリンクさせながら、なぜ『音楽の父』と呼ばれるかの秘密に迫ります。

第1回 10月17日(火)
 1.C-dur (ハ長調)
プレリュード 予感に満ちた無言の魅力に溢れ…。
フーガ    バッハ自身のサインで平均律の緞帳は開かれ…。

 2.c-moll(ハ短調)
プレリュード チェンバロのトッカータのスタイル!
フーガ    韻を踏まえた詩のように。

第2回 10月24日(火)
 3.Cis-dur(嬰ハ長調)
プレリュード バッハが初めて使用した調号。
フーガ    特別な書式の3部形式は快い響き。

 4.cis-moll(嬰ハ短調)
プレリュード フーガの内容を全て暗示。
フーガ    ミサ曲のクルチフィクス(十字架につけられ)のように。

第3回 10月31日(火)
 5.D-dur (ニ長調)
プレリュード グローリア(栄光の賛歌)。
フーガ    開放感に充ちて。

 6.d-moll(ニ短調)
プレリュード ドリア旋法からd-mollへ。
フーガ    厳格な対位法。

第4回 11月7日(火)
 7.Es-dur (変ホ長調)
プレリュード フーガが続く序曲として。
フーガ    近代的フーガ。

 8.es-moll(変ホ短調)
プレリュード バッハの時代のノクターン。
フーガ    宇宙を探求するかのように。

第5回 11月14日(火)
 9.E-dur (ホ長調)
プレリュード リート3部形式。
フーガ    プレリュードの穏やかさを力と動きに変えて。

10.e-moll(ホ短調)
プレリュード 力に満ちた調として。
フーガ    平均律の中で唯一の二声フーガ。

第6回 11月21日(火)
11.F-dur (ヘ長調)
プレリュード 秩序の良さを楽しむ満ち足りた心。
フーガ    舞曲のように。

12.f-moll(ヘ短調)
プレリュード バッハの特別の調。
フーガ    厳粛さ際立つフーガ。

第7回 11月28日(火)
 平均律第1巻前半のふり返りとまとめ

終了しました

開催日時 第1回 10月17日(火)
第2回 10月24日(火)
第3回 10月31日(火)
第4回 11月 7日(火)
第5回 11月14日(火)
第6回 11月21日(火)
第7回 11月28日(火)
各回いずれもAM10:30~12:30
受講料 全7回通し15,000円
1回毎3,500円
申込方法 住所・氏名・電話番号を明記の上、FAX(0797-87-5435)でお申し込み下さい。

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